トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
- 作者: 浅田すぐる
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2015/02/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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筆者がトヨタに入社して身につけた仕事術と、そこから筆者なり発展させたものを紹介する本。
自分が業務をやっていく中で、簡潔に、でも要点は掴んだ説明を上司にできるようになりたいなと思って買いました。
使える思考回路と資料作成術が学べたかなと思って読み終えました。
よかった点は、
何を「1枚」にまとめれば良いか例も含めて具体的に書かれていた点。これならすぐ自分でも真似して実践できると思った。
実際、自分の業務で作成して会議資料として用いて評判もまずまずだった。「目的」「現状」「課題」「対策」「日程」さえあれば検討資料としては必要十分というのに改めて気づかせてくれた。
第2章以降は、そもそもトヨタ式1枚の資料化を行うために思考法がまとまっていて、「エクセル1」「ロジック3」を使うことで、資料化する前の思考整理が進む。これまたすぐやってみたくなる。そしてやってみると意外と自分自身、発想がすぐ止まってしまうことに気づいた。
私自身、人に伝えるときに、どうしても情報を盛り込みすぎてしまう。
だからこそこの本で言われている、本当に重要な情報をまとめてコンパクトに伝える力が欲しい。
個人的には結構しっくりくる内容で、すでに3回ぐらい読み返しては自分で資料作りしてみてるが、
まだまだ読み込んで活用できる部分は血肉として自分の技にしたい。